新聞社の世論調査で、安倍内閣の支持率がほんの少し下がったらしい

新聞社の世論調査で、安倍内閣の支持率がほんの少し下がったらしい

ある新聞社の記事の見出しで「支持率下落」となっていたのですが、よく読んでみると、支持率が先月の55%から今月は52%に少し下落したという内容なんです。
これって、本質的な意味では、「依然として国民の内閣支持率は高止まりしている」ということではないでしょうか。
どうして新聞社は、「下落」という見出しをつけたのか、理由がわかりません。ただ単に数字が55から下がったという引き算的な発想ならば、大人の書いた記事とは言えないと思います。支持率が52%ということは、いま衆議院選挙になったら、自民党が再び過半数の勝利を得るという意味です。
新聞記者は、もっと本質的に物事を捉えるべきだと思います。
数字が増えたから支持率上昇、数字が減ったから支持率低下という意味ではありません。
それほど政治の世界は単純ではないと思います。国民は2009年から2012年までの素人のような人たちによる政権運営に懲りています。
ですから、国民は、プロの政治家や大人の政治家に国政を運営してほしいと考えていると思います。たしかに辞任した2名の閣僚には問題がありましたが、この2名に対する責任追及はやっていただき、その一方でしっかりと政策を前に進める行動だけは、政治家たちはとっていただきたいと思います。